1949-05-20 第5回国会 参議院 本会議 第30号
戰後國情の混乱は幾多深刻なる社会問題を引き起しているが、國家將來の活力たるべき青少年が或いは親を失い、家庭を離れ、巷に放浪して、遂に罪を犯すに至るものが近時著しくその数を増加していることは、誠に憂慮に堪えない。
戰後國情の混乱は幾多深刻なる社会問題を引き起しているが、國家將來の活力たるべき青少年が或いは親を失い、家庭を離れ、巷に放浪して、遂に罪を犯すに至るものが近時著しくその数を増加していることは、誠に憂慮に堪えない。
教育公務員特例法案は、われらの努力によつて衆議院を通過しましたが、さらに一歩を進めて、單独法たる完全なる教育公務員法の成立を見て、われわれは教育委員会を中心として本來の民主的教育体制を確立せしめるとともに、教職員が実践力と品位を維持し、國民に対して負う責任とともに、國家將來の歴史により大いなる責任を負うの自覚を與うべきものと信じます。
日本は今連合國の占領政策下にあるところの特殊な事情があつて、一時日本の官公吏の労働運動が制約の立場に立つことは、私も否定をいたさないのでありますけれども、しかしながら労調法を制定されたときの情勢と今日の情勢、さらには國家將來のために、一体非現業官廳の労働者は、今度といえども團体協約を結ぶ権利を剥奪されてよいものであろうか。
そうしてまた本國会におきましても文化委員会が数箇月にわたつて小委員会を開いてこれを研究しておると私は聞いております、そういう意見も徴しましてこの土壇場にきてこれをまとめていくということでなしに、私は國家將來のためにもほんとうの日本の文化水準を高めていくためにも、これを愼重審議していきたいと思います。
そういう點も考えられましたときに、六・三制の完全實施というものが、如何に國家將來のために重要なことであるかということを御認識して頂きたいと思うのであります。 尚大藏大臣がお見えになりましたのでお聽きしたいと思つておつたのでありますけれども、今おいでになりませんので、お見えになる時まで保留いたしたいと思います。 ただもう一つお聽きしたい。
日教組五十万組合員は全國民とともに、國家將來のため政府に対し猛省を促すものであるが、なお衆議院文教委員会におかれては、本年度追加予算國会審議において六・三予算残額六億三千万円の復活に努力されて、全國民の期待に副われんことを懇請する。 こういうのであります。 要するに以上申しましたことについて説明を願うとともに、政府の責任を明らかにしていただきたいと考えます。
そこでできることならば、平和的であるということを第一にし、その次には社會化の問題を考え、それから細分化の問題を考えて、國家將來のために生産力が絶對に下らないように、この法律を運用すべきであると思うのでありますが、將來どういうふうに運用なさるつもりであるか。その點長官の御意見を承りたいと思うであります。
このために山林の、即ち生産の統制は林産物の生産統制を破壊せられまして、山林にできておるとこころの施業案もこわれ、必ず山は濫伐され、崩壊して、國家將來のために甚だ憂うべき状態になると思うのであります。その點において是非共この條項を削除して頂きたいという高橋さんと同じ希望を持つておりますから、御研究を願いたいと思います。
又今後制度の上におきまして、いろいろな動き方がありといたしましたならば、いかなる方法に行刑というものは持つて行くのがよろしいかというようなことは、これは差当りの問題よりは、もつと根本的の國家將來の刑政の大本を左右するものであろうと考えるのであります。十分に御考慮になつておることとは存じますが、お考えの一端でも伺えれば大変結構だと思つておるのであります。
その結果が、今日の状態になつて、それこそ亡國の民として私どもは立つておらなければならぬような、悲痛な状態に陷つているのでございますから、それらのことも鑑みられて、いかに間に合わせの行爲をなすことが、実は國家將來のために非常なる不幸をもたらすかを、勘案を願いたいと思うのでございます。
私どもは、國家財政を無視して新教育制度の育成充実のみを問題にするものではありませんが、願わくば、國家將來のために教育の重視すべきに鑑み、新教育制度の確立を可及的速やかに達成されまするよう、強く要望してやまないものであります。(拍手)この点に対して、文部大臣はいかなる御所見でございまするか、それをお伺いいたしたいと思います。